産業用ロボット特別教育
このグラフは、過去29年間の、産業用ロボットによる災害で
不幸にも亡くなった人の数を表したものです。
産業用ロボットを操作することが大変危険なことと、ご理解いただけると思います。
産業用ロボットの操作には 特別教育 の受講が必要です。
産業用ロボットの操作に必須とされる資格は「産業用ロボットの教示等の業務に係る特別教育」
と言い、労働安全衛生法が定める「特別教育」を受けることで取得することが可能となっています。
ちなみにロボットの直接的な作業だけでなく、間接的に作業を行う作業員に対しても必須となります。
※間接的作業とはロボットに関連する装置の操作やロボット可動危険区域内に立ち入る作業員を指します。
特別教育を受けないと、 罰則 を受けることも。
災害事例
合図をせずにベルトコンベアを起動し、作業員が挟まれ死亡(災害:2018.7.19)
(1) 作業員A: コンベアを止めて機器を点検中
(2) 作業員B: 「合図をする」等の、安全確認を怠ってベルトコンベアを動かした
(3) 作業員Aは、安全柵との約20cmの隙間に挟まれ、死亡
■小野署: 書類送検 ‘19.2
30歳代の作業員Bを業務上過失致死の疑い
■加古川労働基準監督署
同社と工場長を労働安全衛生法違反の疑い
記事引用: 読売新聞朝刊 2019.2.16
違反があった場合は、以下の罰則が適用されることもあります。
(1) 危険防止、健康障害防止について規定されている事項を事業者が実施しなかった。
(2) 特別教育を行わなかった場合
注:特別教育の受講は法律で定められています!
受講希望日を予約カレンダーにて予約してください
「教示」スケジュール
「検査」スケジュール
※ご希望があれば、お弁当(無料)をご用意致しますので、申込時にお知らせください。
特別教育の実技風景
自宅や職場などでパソコンがあれば受講できます。
実技と学科を受講後、特別教育終了証を郵送させて頂きます。
料金(実技+学科)
産業用ロボット特別教育「教示」 \50,000(税別)
¥35,000(税別)
産業用ロボット特別教育「検査」 \55,000(税別)
¥40,000(税別)
※お支払いは銀行振込にて
※テキスト代込み(希望者には、お弁当サービス)
弊社特別教育プログラムの特長は以下の通りです
①実技は対面で、学科(一部対面)はe-Learningにて行います。
実際の産業用ロボットを使用した実践的な指導を通じて、技術力の向上を図ります。1日目は、対面での操作教育を4時間行います。
また、残りの2時間で、学科カリキュラムの要点について講義を行います。学科をe-Learninngのみとせず、一部を対面で行う事で、理解度の向上を図っています。
②継続的なサポート
ロボットの教育以外にも、技術サポートを提供します。
具体的には、PLC基本教育・電子回路設計者基本教育などのコンテンツをご用意しております。
詳細につきましては、こちらをご覧ください。
産業用ロボット特別教育について、さらに詳細をご希望の場合や、ご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご関心をお持ちいただけましたら、是非ともご提案させていただきます。
実技会場のご案内(アクセス)
TSホールディングス株式会社
テクノ推進部